本ルールでの戦闘は基本的に「基本戦闘(Ⅰ126頁)」で行います。ただし、ボス戦などの一部の戦闘では、GMが自由に決定して構いません。
本ルールでは、戦闘開始前に「逃亡」を選ぶことができます。逃亡する場合、全てのPCが「冒険者レベル+敏捷度ボーナス」で判定を行います。判定の目標値は各種データ一覧 の「目標値決定表」を参照します。
判定の可否に関わらず逃亡には成功しますが、失敗した場合は「威力20+登場した魔物の最大レベル」点の確定ダメージを受けます。クリティカル値は10です。
遭遇する魔物のレベルは、PCの平均レベルや探索深度、エリアのクリアランスによって変わります。そのため、状況によってはPCよりも明らかに格下の魔物が出ることもあります。
魔物の最大レベルが、PCの平均レベル未満だった場合は戦闘を以下の判定に置き換えることができます。
各種問題解決に用いられる、SW2.5公式のサプリ(エンシェントブルー等参照)にて導入された処理です。各種データ一覧 の「チャレンジ判定表」にある、戦闘カテゴリを参照し、無作為に3つのチャレンジを決定し処理を行います。
遭遇する魔物のレベルと数は、様々な要因から計算される「脅威度」によって決定されます。脅威度は探索深度と深い関わりがあり、よりエリアの奥深くに進めば進むほど上がります。また、エリアのクリアランスによって最低値が決まっていて、「クリアランス番号+2」が、そのエリアの脅威度の最低値となります。
脅威度は、以下の要因によって補正されます。
要因 | 補正値 |
---|---|
探索深度が深入りポイントより高い | +10 |
探索深度 | + 探索深度 |
平均冒険者レベル | + 平均冒険者レベル |
イベントによる補正値 | + 1~10 |
魔物は分類が「人族」「妖精」以外であれば選択できます。ただし、出現する魔物のレベルの合計が脅威度を越えてはいけません。複数部位の魔物は、「レベル×部位数」として換算します。また、脅威度によって魔物の最大レベルが以下のように決められています。
脅威度 | 魔物の最大レベル |
---|---|
0~20 | 3 |
21~40 | 6 |
41~60 | 9 |
61~80 | 12 |
81~ | 無制限 |
魔動警備兵と遭遇した場合は、以下の選択肢を取ることができます。